• 雲表の八ヶ岳(8月) Photo by Kenji Shimadate

  • 朝霧の晴れ間(8月) Photo by Kenji Shimadate

  • アサギマダラとヤナギラン(8月) Photo by Kenji Shimadate

  • 稲妻の夜(8月) Photo by Kenji Shimadate

  • 露に濡れるアキノキリンソウ(8月) Photo by Kenji Shimadate

  • 台風前の朝焼け(8月) Photo by Kenji Shimadate

アイゼン等の脱着

陽射しが強くなり、気温が-10℃以下でも晴れた日は暖かく感じられるようになってきました。 暖かいのはありがたいことなのですが、晴れと乾燥が続くと樹氷は崩れ落ちてしまうのが残念でなりません。 2月14日の朝の時点の樹氷が今冬で最も素晴らしい状態でしたが、それ以降は晴れる日が多くなってしまい21日の時点では樹氷がほとんど崩れてしまった状態となっています。それでも例年の最大積雪期は3月となるので樹氷のある雪山の美しさはまだまだ楽しむことは可能です。 話は変わります。 アイゼン、スノーシュー、カンジキ等、金属の歯の付いているものは屋外で脱着するのが当然の事なのですが、それができない方が本当に多くなりま


踏み跡

最近は雲に包まれたり小雪の舞う日が多かったのですが、8日は朝から好天に恵まれて久しぶりに朝陽や眺望を楽しむことができました。 先日、八ヶ岳の山小屋経営者の会合がありました。 その席で聞いた話ですが、登山道以外へ付けられたスノーシューの踏み跡に迷い込み遭難しかけた登山者が公的な機関に対策を求めることがあったようです。 遭難しかけた方は他の人が同じような目に合わないことを願って対策を求められたのだと思いますが、客観的にみてしまうと本当の登山ルートを間違えたことに気付かず突き進んだ方が悪いということになってしまうのです。 本来雪山は登山実績に裏付けられた経験と身に付けた能力の高い者だけが目指す場所な


少雪傾向

22日の月曜日は東京にまとまった雪が降り、その後日本海側で大雪が降っていますが、北横岳付近の今週に降った雪の量は20~30㎝程度でした。 現在の総積雪量は平均で1m程になりましたが、この時期の積雪量としては例年よりもやや少ないくらいなので世間での大雪騒ぎとは無縁な感じです。 過去最強クラスといわれている寒波もここではビックリするほどまでは冷え込まず、気温の最低も最高も今冬で最も寒かった日よりも2℃程度低いくらいでした。 最高気温が-18℃というのは近年で最も低い気温でしたが最高気温が-15℃程度は珍しくはないので、寒波が抜けたからと言って寒さ対策を怠らないようにしてください。 25日現在でロー


遭難の自覚

先日、なかなか到着しない方を迎えに行くことがありました。 しっかりと踏み固まっていない登山道では5歩進むうちに1度は転倒してしまい、倒れても直ぐには立ち上がれなかったのです。 この状態を見れば小屋まで30分ほどの位置から3時間かけても到着しないことに納得はできるのですが、どのような事情があったか知りませんがこの方を一人残して先に下山してしまった同行者の行動は理解できません。 同行の方には17時の時点で連絡を取り「警察へ救助要請を出してくれ」とお願いをしたのですが、そうしてはいただけなかったのです。 そのまま時間ばかりが過ぎ、吹雪になった18時に到着しない方の様子見に向かう決断をしました。 小屋


年末年始情報

24日夜から25日の朝までに新雪が10㎝ほど積もりました。 現在の積雪量は平均40㎝程で、吹き溜まりは1m以上あります。 積雪量は特に多い訳ではないので樹林内の登山道でルートを見失う恐れは低い状態です。ただし三ツ岳付近や大岳~双子池間のようなペンキ印を辿るコースでは少しの降雪でも不明瞭となるので注意が必要です。 ロープウェイから北横岳山頂間の登山道は新雪直後を除けば比較的よく踏まれていますが、登山道をお尻で滑り降りてステップを潰してしまう方が後を絶たないので、急坂部ではチェーンアイゼンを含む簡易アイゼンでは登下降に苦労することがあります。北横岳以北や三ツ岳コースは踏み跡が無いことを前提に登山計


厳寒の季節

現在の積雪量は平均が30cm以上で、場所によっては1m近い吹き溜まりとなっています。 気温も最低が-15℃以下、最高気温でさえも-10℃以下という日も普通となり、いよいよ本格的な厳寒の季節を迎えました。 北横岳はロープウェイを使えば比較的簡単に冬山を楽しめるということで冬山入門向きと紹介されることがありますが、経験者が初心者を連れて来るのに適しているということであって初心者だけでも安全な登山が行える確約があるわけではありません。 厳寒の雪山の常識を知らない方がスパッツを付けずに登山靴の中を雪だらけにしたり、防寒対策不足で凍えようとも無事に下山さえしてもらえれば良いのですが、私が心配しているのは


いよいよ冬

17日現在の積雪量は5㎝程ですが寒さは真冬を思わせるような気温となり、最高気温が0℃以下の真冬日となることが当たり前のようになってきました。 ヒュッテ近くの七ツ池は全面結氷し、いよいよ本格的な冬の訪れが感じられるようになったのです。 登山道の様子は雪が薄っすら積もっているだけで雪の無いところもあれば氷となっている場所もあります。 アイゼンの装着は各自の判断にお任せすることになりますが、アイゼンを付けても付けなくても歩き難い状態なのでコースタイムより遅れがちになるのが普通です。 行程計画は時間的な余裕を持たせて、安全な行動を心掛けるようお願いいたします。 ※日没時間が早くなってきているので早着を