• 明けゆく天狗岳と赤岳(右奥/12月) Photo by Kenji Shimadate

  • 朝陽待つ白い森(12月) Photo by Kenji Shimadate

  • 七ツ池の星夜(12月) Photo by Kenji Shimadate

  • ブロッケン(12月) Photo by Kenji Shimadate

  • テン(12月) Photo by Kenji Shimadate

秋の始まり

先日の台風21号の接近の際にはかなり強い風が吹き付けました。 強風が吹き荒れたことを物語るようにロープウェイ山頂駅から北横岳山頂までの登山道には数本の倒木があり、三ツ岳~雨池山~雨池峠間の登山道には10本の近い倒木がありました。 山頂駅から北横岳間の倒木は許可を得てすでに撤去しましたが、雨池山方面の倒木は撤去作業の許可待ちで手を付けることができません。しばらくの間は十分に注意して倒木箇所を通過してください。 尚、現時点では他の登山道の倒木状況は不明です。倒木状況は登山者からの情報で把握できることもあるので、登山道に倒木がある場合は最寄りの山小屋に報告していただきますようお願いします。 8月下旬


自力下山

先週の17日前後は気温がかなり低く、17日の最高気温が8℃で18日の朝の気温は2℃まで下がったのです。 そのおかげで空気が澄み渡り、雲海の広がっていたこの時の朝夕の景観は素晴らしいものでした。 しかし、一時的な冷え込みだったとは言え8月中旬にここまで気温の下がった記憶は無く、正直驚いてしまいました。 ただ8月末以降はこの程度の気温まで下がることが珍しくないので、残暑厳しい時期でもしっかりとした防寒対策が必要となるのでご注意ください。 17日は宿泊予約が無かったので16時過ぎになったら小屋を閉めて下山する予定でしたが、15時過ぎに単独行の方が急きょ宿泊することになりました。 北横岳から双子池方面


ファミリー登山

夏休みを利用して家族で山歩きを楽しまれる方も多いかと思います。 北横岳はロープウェイ山頂駅からの往復であれば比較的楽に登れるので多くの家族連れが訪れますが、山小屋で見ているとなんて無謀な親(保護者)だろうと思えることが多々あるのです。 長野県の登山条例を無視した手ぶらやサンダル履きの家族連れは論外で、何かあった時に親は浅墓な行動を悔やみ、子はそんな親の元で育てられたことを悔やんでいただくだけですが、登山向けの耐久性の高い雨具、非常食やライト、防寒着の必要性を知らないままで、山に登る準備のできていると思い込んでいる家族の行動にも危険を感じているのです。 そもそもロープウェイのあることで簡単に標高


恵みの雨

台風12号の襲来した先週末からの数日は今夏最も予約が集中していましたが、当然ながら多くの方が宿泊キャンセルとなり、仕入れて背負い上げた食材も無駄になってしまいました。 台風の予想進路が出ていたにもかかわらず、宿泊キャンセルを直前で入れられるグループがあったためこのようなことになってしまったのです。 収益減だけでなく食材や労力も無駄になってしまった中で唯一救いだったのが、山小屋で使う雨水を3000ℓも確保できたことです。 海の日の連休以降はカンカンと強い陽射しの照り付ける夏晴れが続き、3週間も雨が降らなかったのでこのことだけは本当に助かりました。 萎れかけていた草花、干上がりかけていた池、砂利が


夏の夜

酷暑のお見舞いを申し上げます。 標高2400mの最高気温は20℃前後で過ごしやすい気温ではありますが、炎天下での登山は体への負担が大きいようで、海の日の連休中には暑さで体調を崩される登山者を数名見かけることになりました。 体調を崩された方は大事には至らず自力で下山されて行きましたが、頭を濡らしたり首元に濡らした手ぬぐいを巻き付けたりすることも冷却効果があるので暑い日は飲用分以上の水を持つことも大切です。また、切り傷等を負った時にも患部を洗い流すために水が必要となるので下山するまで水を使い切らないようにしてください。 それにしても気温の高い日が1週間以上も続く異常な状況となっています。いつもの夏


大雨の後

この度の豪雨で被災された方にお見舞い申し上げます。 6月29日の梅雨明け後、4日間だけ夏らしい日が続きましたが、それ以降はこの辺りも大雨続きとなってしまいました。 7月7,8日は小康状態でしたが、この地域の7月平均降水量を4日から6日までの雨量だけで上回ったのです。 豪雨ではなかったので崖崩れ等は発生していませんが、登山者からの情報によると亀甲池が増水して登山道の一部が水没してしまっているとのことでした。 この場所の水没は今週中に解消されると思いますが、やむを得ず迂回しなければならない場合は安全に留意して笹原を藪漕ぎしてください。 天祥寺原の徒渉箇所も数日の内にせせらぎ程度まで水量を減らしてく


梅雨明け

6月29日にかなり早い梅雨明けとなりました。 ただ大気の状態が不安定なままでの梅雨明けなので、山の上はスカッと晴れ渡る日よりもガスってしまう日の方が多いかもしれません。 気温もまだ夏の暖かさではありませんが、ドラマチックな景観を期待できる夏山シーズンの幕開けを素直に喜びたいと思います。 先日、周辺施設と遭対協の方々で北横岳と蓼科山の間にある天祥寺原の登山道の笹刈り作業を行い、笹が生い茂り登山道が判らないという状況は解消できました。これにより竜源橋へのエスケープルートとして使用することが可能となったのです。 ただし、竜源橋~天祥寺原~大河原峠の登山道は大雨が降ると登山道そのものが川となってしまい