• ゴゼンタチバナ(7月) Photo by Kenji Shimadate

  • ハクサンシャクナゲ(7月) Photo by Kenji Shimadate

  • 亀甲池(7月) Photo by Kenji Shimadate

  • 八ヶ岳と七ツ池(7月) Photo by Kenji Shimadate

  • 流れ星(画面中央上/7月) Photo by Kenji Shimadate

雪解け進む

GWの始まる1週間前に亀甲池で熊の目撃情報がありましたが、連休中に再目撃の情報はありませんでした。 この連休は比較的好天に恵まれました。日中の気温も高かったので雪解けがかなり進み、七ツ池の水面も見え始めて春の訪れを実感させてくれるようになったのです。 坪庭から北横岳間の登山道の残雪量も減少しましたが、夏道が出ている部分はいまだに2割程となっているので6本爪以上のアイゼンを装着することが望ましい状況となっています。 個々の能力によりアイゼンを装着しなくても歩ける方もいらっしゃいますが、連休中に小屋まで登って来ておきながらアイゼンを売ってくれという方が来られました。 ロープウェイから北横岳を往復す


熊出没情報

先日の22日に、亀甲池付近で熊を目撃したと登山者から情報提供がありました。 複数回の目撃情報があった時点で熊出没の注意喚起を行うことが正しいのかもしれませんが、目撃者は「カモシカ程度の大きさで木に登っていた」と話されていたので他の動物との見間違いではないと思われます。 過去をさかのぼっても北八ヶ岳の登山エリア内で熊を目撃した事例は数件しかないので生息頭数は極めて少ないと思われますが、念のため亀甲池付近に限らず熊への注意(主に遭遇しない努力)をお願いします。 25日に北横岳~亀甲池~天祥寺原~竜源橋のルートを歩いてきました。 北横岳から亀甲池間の登山道は雪に覆われており、残雪量は平均100㎝程で


春山の幕開け

北八ヶ岳ロープウェイの整備点検運休が終わり、麦草峠を通る国道の冬季閉鎖も解除され、いよいよ北八ヶ岳の春山シーズンが幕開けです。 春山と言っても雪のある春山で、21日も雪が舞うような天候でしたが厳冬期のような凍てつくような寒さではないのがこの時期の良いところでもあります。 ただ、登山道の状況は冬の良く踏まれた時よりも歩きにくく、残雪は氷化している時もあればグズグズに緩んでしまったり、馬の背状に細く盛り上がっている場所も出来ているので思いのほか歩行時間がかかることがあるので注意が必要です。 アイゼンは必需品で、簡易アイゼンやチェーンタイプの物は緩んだ雪での効きが悪いので少なくても6本爪の軽アイゼン


残雪の春山

ロープウェイは整備運休中ですが、4日と8日に山小屋まで行ってきました。 4月4日朝まで降雪があり、総積雪量が200㎝近くまで達して今冬の最大積雪量を記録したのですが、暖かな陽射しと異常なほど高い気温や雨で一気に雪解けが進んだため、わずか4日間で平均20㎝以上も積雪量は減少していたのです。 坪庭のように陽当たりの良い場所では積雪が50㎝近くも減少しており、数日前まで雪煙を舞い上げる冬景色だったことが嘘のようで、真っ白な雪に覆われていた森の中でも樹木の根元の雪が解け始める根明けも見られるようになっていたのには驚きました。 冬山からいきなり残雪の春山の様相に激変したことで登山道の状態も一変しました。


残念な新雪

春分の日以降に新雪が50㎝ほど積もり、総積雪量は170㎝程度となりました。 今回積もった雪はとても軽い雪で、もっと早い時期に降ってくれればフカフカの新雪を喜ばれる方が多かったかもしれませんが3月末にもなると雪山を楽しまれる方は少なく、せっかくの新雪も喜ばれることのない残念な雪となってしまったのです。 昨日の栃木県で起きた雪崩で若い命が奪われてしまう痛ましい事故がありましたが、北横岳でも急傾斜であれば樹林内を雪が流れ落ちることがあります。雪崩と言うほどの規模のものは今まで起きてはいませんが、雪面が硬くなっている上に新雪が積もっているので雪崩への注意は怠らないようにしなければなりません。 特に三ツ


空の輝き

先日の長野県防災ヘリコプターの墜落事故で命を落とされた方々のご冥福をお祈りいたします。 昨年の長野県内での遭難発生件数は272件で、警察、防災、民間を合わせたヘリコプターの出動した総回数は240回のようでした。 悪天候でヘリコプターが引き返すこともあったかとは思いますが、遭難件数に対しての出動率が9割近くもあることを見れば近年の遭難者の捜索及び救出をいかにヘリコプターへ依存していたかがうかがえます。 ヘリコプターによる救出による利点は、行方不明者の早期発見や救助要請から病院へ収容する時間が短くなるため負傷や病気の方の身体への負担が大きく減らせることが挙げられるばかりか、地上から遭難現場へ向かう


最大積雪期

下界の3月は花が咲く春の陽気となっているかと思いますが、山上はまだまだ冬山で今から最大積雪期を迎えるのです。 もちろん陽射しの暖かさが心地よくなってきているので陽当たりの良い場所の積雪は減少することもありますが、日陰や北斜面などは雨が降らない限りは積雪が減ることはありません。 南岸低気圧の通る時は大雪となるのがこの時期の特徴とも言え、樹氷がモンスター並みに発達することもあります。 ただ残念なことは、樹氷が出来ても春の陽射しに長い時間照らされてしまうと、あっという間に崩れ落ちてしまうことです。 最大積雪期であっても悪天候直後に訪れないとなかなか樹氷を楽しめないというのは皮肉なものですが、足元には