• 七ツ池の夕暮れ(7月) Photo by Kenji Shimadate

  • 雲海と南アルプス(北横岳南峰より/7月) Photo by Kenji Shimadate

  • 亀甲池(7月) Photo by Kenji Shimadate

  • 夏の夜空(7月) Photo by Kenji Shimadate

  • ハクサンシャクナゲ(7月) Photo by Kenji Shimadate

  • 夏来る(7月) Photo by Kenji Shimadate

  • 雲海と朝陽(7月) Photo by Kenji Shimadate

Category: 山小屋便り

梅雨の山

梅雨らしい梅雨の今年は、雨や曇りや霧に包まれる日が多く、なかなか青空が広がってくれません。 気温もやや低い傾向で、7月に入っても最高気温が10℃くらいまでしか上がらないような日もあるのです。 日照不足と低温の影響で花々の開花も遅れ気味ですが、例年であれば咲き終わっている花がまだ咲いて、そこへ例年のこの時期に見頃となる花が咲き始めてきたので花を楽しむにはうってつけとなっています。 坪庭で見頃となっているクロマメノキの花が雫をまとう姿はかわいらしく、株数が少ないもののウラジロヨウラクの色の濃い花は目を引き付けます。陽当たりの良い場所ではハクサンシャクナゲの開花も始まり、もう1週間もすれば見頃となっ


新緑の池巡り

先週の20日に北横岳から亀甲池、双子池、雨池、ロープウェイまでの池巡りコースの登山道の状況確認へ行ってきました。 北横岳から亀甲池までの登山道は浮石がやや多くなっており、人によってはコースタイムより時間をかけなければならないかもしれません。 双子池から雨池までに倒木が数本あり、1か所は6本まとまって倒れていて笹の中を迂回しなければなりませんが、歩行困難と言うような状況ではありません。 全般的に梅雨時と言うこともあって岩や木の根がヌメッていたり、泥濘などもあるためスリップに注意が必要です。 山の様子ですが、ナナカマドやダケカンバの新緑が鮮やかで、双子池付近のカラマツもまだ若葉の色を保っており、亀


宿泊料金変更のお知らせ

ヒュッテのある標高2400m付近でカエデやナナカマドの新緑が始まりました。 鮮やかな緑色と足元に咲き始めたイワカガミの艶やかなピンク色が森の中にひときわ映えて、目を楽しませてくれるようになったのです。 先週は寒気の入り込みがあったため雹が降ったり霜が降りたり氷が張るような日までありましたが、今週から初夏らしい陽気が戻ってきそうなので開花の遅れがちな花々もこれから一気に咲き出すのではないかと期待したいと思います。 さて、表題にもあるように宿泊料金を10月から変更させていただきます。 2%の消費税率変更だけであれば来年からの値上げで良いかと思っていたのですが、4月にヘリコプターの輸送費が大幅に上昇


花と鳥の季節

坪庭ではミネズオウとコメバツガザクラの花が見頃となり、イワカガミやミツバオウレンの開花も始まりました。 ヒュッテ付近に目立つような花はまだ咲いていませんが、鳥たちの囀りはとても賑やかに聞こえてきます。カッコウやウグイスの声は遠くから響き渡り、キクイタダキやヒガラの囀りは森のあちらこちらから聞こえてくるのです。 間もなく梅雨を迎えますが、これから始まる新緑と合わせて命溢れる季節を楽しんでいただきたいと思います。 現在の残雪状況ですが、ロープウェイ山頂駅から北横岳間では坪庭から北横岳斜面への取り付き付近に10m弱、三ツ岳分岐付近に50m、ヒュッテ上部の150mが氷雪路となっています。また亀甲池から


開山祭会場変更のお知らせ

次の日曜日、6月2日正午から八ヶ岳開山祭(安全祈願と慰霊祭)が執り行われますが、北八ヶ岳会場は北横岳山頂から北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅へと変更になりました。 変更となった理由は登山道に残る例年よりも多い雪と、雪解けが進むと氷の層が現れる可能性が高かったからです。 本来であれば山がどのような状況であろうとも入山する者の自己責任ですが、主催者が式典参加者の登山レベルを考慮して決定しましたのでご理解いただきたいと思います。 現在の残雪状況ですが、ロープウェイ山頂駅から北横岳間では坪庭から北横岳斜面への取り付き付近で50m、三ツ岳分岐付近で150m、ヒュッテから山頂までの300mが氷雪路となっています


まだまだ残雪期

北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅付近ではカラマツの新緑が始まりました。 標高1800m付近にやっと若葉の季節が訪れたばかりなので、標高2500mに迫る北横岳の新緑の季節はまだまだ先となります。それどころかヒュッテ近くの七ツ池では氷の隙間からやっと水面が出始めたところなのです。 ロープウェイ駐車場から見上げる北横岳には雪が無いように見えますが、陽当たりの悪い樹林内には1m前後の雪が残っています。 登山道も陽当たりの悪い所を中心に残雪や氷があり、坪庭から北横岳山頂までの6割程度が氷雪路となっている状況です。アイゼン等の滑り止めを付けずに登下降できる方もいますが、氷の箇所は慎重に行動しても滑るのでアイゼン


雪解けと新雪

6日の夜に新雪が5㎝ほど積もりました。 たかが5㎝ですが、冷たい残雪の上に積もった新雪は消えるのに2日ほどかかるため雪解けはさらに遅れてしまうのです。 今現在の残雪量は例年の4月末の状況で、今年の雪解けは1週間から10日ほど遅れています。 今後の気温が高い傾向であれば例年並みの残雪量に近づいていきますが、気温が低い状態が続けば八ヶ岳開山祭の行われる6月始め頃でも登山道の半分近くが氷雪路となってしまうかもしれません。 そうなってしまうと残雪を気にせずに登山ができるようになるのは6月20日以降となってしまうのです。 GW期間中の入山者は例年よりも少なかったのですが、相変わらず氷雪対策不足の登山者が