2月 15
建国記念日の連休は午前中こそ雲に包まれたものの午後は素晴らしい好天に恵まれ、真っ白な樹氷が澄みきった青空に映える美しい景観を多くの登山者が楽しんでいかれました。

夕映えの樹氷
宿泊者が多かった土曜は、夕食の準備をしながら「夕陽に染まる樹氷は素晴らしいだろうな」と恨めしく窓の外を眺めていましたが、日曜の夕方は宿泊者の了承が得られたので山頂へ出かけることができました。
そのおかげで、私が見た中では今冬一番と思える素晴らしい夕景を楽しむことができたのです。

沈みゆくオリオン座
そして夜には満天の星が輝き、遅れて出てきた月の明りに照らされる樹氷の美しさまでも堪能できました。
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2月 03

烈風の朝
この数日は晴れ間が続かないうえに風も強く、最高気温でさえ−13℃以上にはならない厳しい寒さが続いています。
そのため夏山装備に防寒対策した程度ではとても太刀打ちできない状況で、休憩中にずっと足踏みをして震えている人を多く見かけます。
ロープウェイから北横岳へ登るコースは雪崩や滑落の危険が非常に低いので冬山の入門コースとして紹介されていますが、寒さだけは一級品でそれだけでも危険なのです。
そのため冬山用の装備を整えずに来られる方は行動中であっても厳しい寒さを感じるようでしたらすぐに引き返してください。
また周遊ルートを選ぶと引き返すことが困難になることがあるので、行動時間が3時間以内の往復コースを選ぶことをおすすめします。
可能な限り冬山装備を整え、安易に入山されないようにお願いします。
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1月 23

雪に覆われた坪庭
先週末に30cm以上のまとまった降雪があり、小雪で黒い岩の露出していた溶岩台地の坪庭もやっと真っ白な雪に覆われました。
今週も雪降りの日が多い予報が出ているので、今後の積雪次第では登山道が不明瞭になったり厳しいラッセルとなることもあるので、行程には余裕を持たせるようにお願いします。
積雪は増えましたが登山道以外への立ち入りは植生を傷めることになるので、スノーシューは登山道でお楽しみください。
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1月 06
本年もよろしくお願いいたします。

ヒュッテの朝
この年末年始は大荒れの天候が一度もなく比較的穏やかで、大晦日に宿泊した方々が楽しみにしていた初日の出も拝められ、平成24年の始まりは期待したことが実現する幸先の良いものとなりました。

年始の月夜
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12月 25
大きな悲しみに包まれた一年が間もなく終わります。
大噴火、大地震に大津波、集中豪雨等々、人の力では太刀打ちできない自然の怖さを改めて感じさせられる年でした。

暮れゆく八ヶ岳
今年の八ヶ岳の遭難件数は過去最高となっています。
遭難事例の多くがケガや体調不良による救助要請だったようですが、中には「天候が悪化して動けない」、「自分がどこにいるか分からない」、「登れたはいいが下れない」といった、装備・知識・経験不足のために起きた遭難もあったようです。

北の夜空
近年、山歩きはレジャーとして定着していますが、厳しい自然環境に身を投じるということが軽視されているのではないかと不安になるとともに、登山者を相手に商売をしている我々が、安易に山の魅力を伝えていたのではないかと自戒することにもなりました。
自然の怖さを改めて感じた我々です。どうか山に対しては畏敬の念をもって望んでいただきたいと願います。
そして来年は、多くの人が平穏に過ごせられることを心より願いたいと思います。
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12月 12

樹氷と南八ヶ岳
新雪の雪景色を楽しめた週末でしたが、期待していた朝夕の景色や楽しみにしていた皆既月食は、厚い雲に包まれてしまい望むことができませんでした。
土曜の午前と日曜の午後は青空が広がっただけにちょっと残念な気がしました。

新雪の坪庭
もうひとつ残念なことがあります。それはロープウェイの駅舎内でアイゼンの着脱を当たり前のようにする人があまりにも多いことです。
“建物内ではアイゼンを使用しない”ということは冬山を目指す者の基本的なルールでありマナーですから、必ず守るようにしてください。
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11月 25

冬景色の朝
11月20日と21日の夜は−10℃近い気温で霧に包まれていたので、待望の霧氷による美しい冬景色が楽しめました。
特に22日の朝が素晴らしく、悠々と流れる雲と霧氷林が揚々と昇る朝陽に染まり、とても感動的でした。

凍てつく七ツ池
24日には今冬初となる数cmの積雪があり、いよいよ冬の始まりです。
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11月 07

快晴の夕暮れ空
4週続けて週末の天気は芳しくありませんが平日は好天の日が多く、この時期ならではの眺望の良さを楽しめてます。
夕陽が見られる確率が高いのもこの時期で、山頂へ出掛けては美しい夕暮れを楽しんでいるのですが、食事の準備があるので日没後の美しさまでは見られずにいました。
そんな折、宿泊者がなくても山小屋に詰めなければならない日があったので、満天の星が輝くまで日没後の美しさをゆっくりと堪能してきました。

暮れゆく中アと街明り
※日没後の景観や星景を楽しまれる場合は防風・防寒対策を万全にしてください。また、日没後の救助活動は基本的に行われないので、暗くなってからの行動は細心の注意を払うようにお願いします。
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10月 25
紅葉シーズンも終わり、週末でも宿泊者は少なく晩秋の静かな雰囲気が山全体に漂い始めました。

秋の鳴神山
今年の雨池は水が豊富にあったので紅葉のピーク時に何としても行きたかったのですが、宿泊続きでその思いは叶いませんでした。
先週にやっと出かけられたのですが、残念なことに雨池周辺の紅葉の季節は去った後でした。

双子池雌池
それでも双子池付近でカラマツの黄葉を楽しめたのは幸いで、秋が待っていてくれたようでうれしく感じました。
写真は20日に撮影したものです。25日現在、カラマツの黄葉はかなり散り始めているようです。
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10月 14
ヒュッテ付近の紅葉の見頃は10月始めだったので、今頃にはほとんどの葉が落ちてしまうはずでしたが、いまだに茶枯れた葉が落ちずに残っています。
それどころか霜の影響を受けにくかった場所では紅葉がまだ楽しめるのです。

小屋付近のミネザクラ
10月上旬こそ雪が舞ったり霧氷が見られたりするほど冷え込みましたが、体育の日の連休直前からは比較的暖かく強風もなかったので葉が残ったのかもしれません。
そのおかげか紅葉のはずれ年と思われていた今年でも双子池や雨池の紅葉は予想外に色付きが良く、見頃となっているようです。

満月と枯れ葉
今後は冷え込みが厳しくなりますが、残りわずかとなった北八ヶ岳の紅葉シーズンをぜひお楽しみください。
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