• 夜明け前の星空(2月) Photo by Kenji Shimadate

  • ヒュッテ付近をうろつくテン(2月) Photo by Kenji Shimadate

  • 大岳へ向かう縦走路(2月) Photo by Kenji Shimadate

  • 朝陽射す槍穂高(2月) Photo by Kenji Shimadate

  • 地吹雪上がる夕暮れ(2月) Photo by Kenji Shimadate

  • 月の沈む頃(三ッ岳/2月) Photo by Kenji Shimadate

Category: 山小屋便り

激しい寒暖差

2月6日頃は今冬一番の寒気が入り込んだため最低気温が-18℃まで下がり、最高気温でさえ-15℃だったのですが、先日の13日~16日は異常なほどの高温となり特に16日は最低気温が0℃、最高気温は3℃まで上昇したのです。 1週間程で気温差が18℃もできてしまったわけですが、今朝(18日)の朝の気温は-16℃まで下がり、僅か2日間で16℃もの気温差ができてしまったことには正直驚きました。 16日は雨降りでした。積雪の少ないところへ雨が降ってしまったので例年のゴールデンウイークの頃の様相となってしまい、登山道のいたるところに岩や氷が出てきてしまったのです。 雨を含んだ雪も暖気の抜けた後の冷え込みでカチ


悪天候の後

2月最初の土日は快晴の2日間となりました。 天候不良が続いた後だったので樹々は真っ白になり、快晴の青空に映えてとても綺麗な景観を楽しむことができたのです。 土曜日の夕方は食事の準備に追われて夕景を楽しむことはできなかったのですが、仕事を終えた消灯後に山頂へ向かい月明かりに柔らかく照らされる樹氷や山々を堪能することができました。 その後は晴れが続いて樹氷は崩れ落ちてしまいましたが、5日から6日の朝まで雲に包まれて小雪の舞う状況となったので樹々は再び白さを取り戻してくれたのです。 悪天候が無ければ綺麗な雪景色を見ることはできず、晴れが続けば美しさは減少してしまいます。 安全のために天気予報が良くな


大雪予報外れる

27日の午後から29日まで大雪となる予報が出ていましたが、積もった新雪は20㎝程度でした。(新雪の吹き溜まりは50㎝以上) 雪かきや登山道のラッセルに備えて、宿泊者が無くても山小屋に留まったことは無駄に終わってしまったのです。 昨冬に引き続き今冬も少雪傾向なので、雪かきやラッセルの労力が少なく肉体的には助かるのですが、視覚的には美しい雪景色を楽しめる回数が少ないのはとても寂しく感じます。 例年であれば最大積雪期は3月です。雪降りの本番はこれからということになるので今後の雪景色に期待したいと思います。 ※坪庭の周遊路に目印のポールが立ちました。 ※アイゼンやスノーシュー等を装着したまま建物内へ立


晴れ予報の落とし穴

北横岳山頂付近の樹氷が良い状態となっています。 今週末は雪の降る日が多くなる予報が出ているので、樹氷がモンスター並みに発達することを期待したいところです。 今冬は暖冬少雪傾向なので、天候の良い日が多いのでは?と思われるかもしれません。確かに今は極寒の日や大雪も無いので過ごしやすい冬となっているのですが、青空の広がる気持ちの良い日は例年よりも少なくなっているように感じます。 厳しい寒気が入り込んで最高気温が-15℃の吹雪という日もあるので一概には言えませんが、山上は寒い日の方が晴れやすく暖かい方が雲が多くなる傾向が強いので、暖冬傾向の今は晴れ難い状況となっているのかもしれません。 有料で山の天気


感謝の年末年始

本年もどうぞよろしくお願いいたします。 年末年始には多くの方にお越しいただき誠にありがとうございました。 そして、この年末年始は常連さんの手助けがあったおかげで無事に終えることができました。 ロープウェイの点検整備による運休が年末まで伸びてしまったことで食材の荷上げが追い付かずにどうしようかと思っていたところに、悪天候にもかかわらず常連のご夫妻に食材の歩荷をしていただけたり、他の常連の方々にも配膳や後片付け、部屋の掃除や布団敷き等々を手伝っていただいて本当に助かりました。 妻と二人だけで切り盛りするには不可能な年末年始中の宿泊者数でしたが、常連さんのお力添えには感謝するしかありません。 私の2


ホワイトクリスマス

12月22日の夕方から翌朝まで雪降りとなりました。 24日もガスったり小雪が舞う天候だったので樹々は冬の装いとなり、ホワイトクリスマスを楽しめるようになったのです。 今回の雪は今冬初のまとまった降雪で、ロープウェイ山麓駅のある標高1800m付近で15~20㎝、ヒュッテのある標高2400m付近で20~30㎝程の新雪が積もったのです。 この雪が降るまでの積雪は5㎝程しかなかったのでやっと雪山らしい状況になってくれましたが、まだまだ積雪量が少ないので岩の露出したところが多く歩き難い状態となっています。また、三ツ岳一帯や北横岳~大岳~双子池間の大岩が重なるルートは極めて歩き難くなるので、時間に余裕のな


少雪

冬山らしい寒さになって来たかと思えば、12月とは思えないような暖かな日が訪れたりして、冬山の様相とならないまま12月の中旬となってしまいました。 雪も少なく、坪庭から北横岳までの登山道の8割程度が夏道のままです。登山道も雪道と言うよりは氷の道で、三ツ岳分岐付近からヒュッテまでの300mはとても滑りやすい状態となっています。 この部分だけは4本爪やチェーンアイゼン等の簡易アイゼンで良いので装着した方が無難です。ただ、製造メーカーの推奨する簡易アイゼンの使用場所は雪上と明記されているものが多いので、凍ったり岩の露出している登山道で使う場合は破損や効果が期待できないことを理解の上、自己責任での使用で