• 明けゆく天狗岳と赤岳(右奥/12月) Photo by Kenji Shimadate

  • 朝陽待つ白い森(12月) Photo by Kenji Shimadate

  • 七ツ池の星夜(12月) Photo by Kenji Shimadate

  • ブロッケン(12月) Photo by Kenji Shimadate

  • テン(12月) Photo by Kenji Shimadate

薄雪

11月22日に雪が薄っすらと積もりました。 登山道は滑りやすくなっていますが、滑り止めにアイゼンを付けても爪が岩等に引っかかり歩き難い状態です。 このように薄雪の積もった時は慎重に歩くしかないので、思いのほか時間のかかってしまうことがあります。 日没時間が一年の内で最も早い時期でもあるので行程計画は時間的にかなりの余裕を持たせるようにしてください。 また長い距離を歩く計画ではエスケープルートが重要となりますが、麦草峠の国道が閉鎖となっていたり、26日から12月14日までロープウェイが運休となるので注意が必要です。 この時期は入山者が極端に少なくなり、山小屋も閉鎖されていることもあるのでトラブル


彩る雲海

10月末頃は最低気温が-8℃まで下がり、最高気温でさえ-2℃までしか上がらないような寒さでしたが、11月に入ってからは小春日和の暖かい日が続きました。 霧氷の付いた森も一部で積雪となっていた場所もすべて解けてしまい初冬から晩秋へと季節が逆戻りしたようでしたが、10日頃から少し冷え込み始めてこの時期らしい気温になりつつあります。 今後は雨が降ることよりも雪が降ることが普通となり、最高気温が氷点下の真冬日が続くようになるので、積雪及び防寒対策を万全にして山へ向かうようにしてください。 11日の早朝は雲海が広がっていました。 御嶽山と雲海頭に朝陽が射すのを見届けた後に南峰から北峰へと移動して槍穂高方


冬の始まる頃

15日に初雪が舞い、19、20日は小雪が降り薄っすらと積雪しました。 この積雪はほとんど解けましたが、日陰では氷化して滑りやすくなっているので注意が必要な状態となっています。 冬の始まる頃は日没時間が早く、時間をかけて慎重に歩かなければならないこともあるので、歩行ペースが速い方でもコースタイムより時間がかかることを想定して行程計画を立てるようにしてください。 山小屋への問い合わせで、未だに「そろそろ紅葉の見頃ですか?」と聞かれることもあります。直前に山の情報を調べてから入山する方は雪対策をされて来られると思いますが、問い合わせも調べもせずに秋山ハイキングの感覚で入山してしまうことはとても危険で


秋の終盤

亀甲池近くに倒木があるとの情報を受け、11日に撤去へ行ってきました。 そのついでに双子池まで足を延ばし、ナナカマドの赤とカラマツの黄色が濃緑の森に映える美しい秋の風情を楽しんで来たのです。 北八ヶ岳の池の中では最も遅くに紅葉の見頃を迎える双子池ですが、来週始めにはナナカマドの赤い葉は散り落ちてしまうかもしれません。その後にカラマツの黄葉が降り落ちてくれば北八ヶ岳の秋の賑わいは終わり、冬へと向かい始めるのです。 山上が秋の終盤となるこの時期は、生活圏との季節感が大きく異なります。 今の北横岳の気温は東京都心の冬の気温です。しっかりとした防寒対策がなければ万が一の時に寒さから身を守ることはできませ


登山道情報

各地に大きな被害をもたらした台風24号ですが、10月1,2日に北八ヶ岳ロープウェイが停電で運休となったくらいで、北横岳周辺の登山道にはそれほど大きな被害は無かったようです。 山小屋関係者や登山者からの情報を含め、現在把握できている登山道の状況を記しますので参考にしてください。 ロープウェイ山麓駅~山頂駅~北横岳は問題無し。 北横岳~三ツ岳~雨池峠は、雨池山に倒木がありますが通行に支障はありません。 北横岳~亀甲池~双子池は問題無し。 北横岳~大岳~天狗の露地~双子池は台風による被害はありませんが、天狗の露地から双子池までは枝が茂り足元が見えないような状態のところがあります。道迷いやケガに注意が


七ツ池の紅葉

ミネカエデの朱色の葉が散り落ちる前にナナカマドの色付きが間に合ったので、七ツ池の紅葉は見頃のピークとなりました。 厳しい冷え込みも無く、好天が続いて極端に葉が乾燥することも無かったので今年の紅葉は色付きも葉の張り具合も良い当たり年といった状態です。 ただ、接近する台風24号が通過した後にはこの美しい彩は無残に消え去ってしまうことが予想されるので、あと数日しか楽しめないと思うと残念でなりません。 七ツ池の紅葉は終わりますが、白駒池や雨池、双子池はこれから見頃を迎えます。 台風の通過で葉数を減らしてしまうかもしれませんが、これから始まる北八ヶ岳の秋本番をお楽しみください。 ※長雨の影響で木道が大変


色付き

9月18、19日は久しぶりの快晴の朝が続き、朝の気温も3℃前後まで下がりました。 このくらいの気温が続くと今週末辺りから小屋近くの七ツ池の紅葉も良い具合に色付くのではないかと思います。 ただ紅葉する樹は少なめなので見応えと言う点では物足りないかもしれませんが、七ツ池の紅葉は来週中に見頃を迎えそうです。 最近、分岐点で地図やコンパスを使って進むべき方向の確認を怠ったことで道迷いをする方や、コースタイムだけで地形を考慮しない登山計画を立ててしまったことで目的地に暗くなってから到着するという話を聞きます。 これからの時期は最低気温が5℃以下となることが普通となり、いつ氷点下となってもおかしくありませ