• 虹昇る奥秩父(9月) Photo by Kenji Shimadate

  • 森とキノコ(9月) Photo by Kenji Shimadate

  • 始まった七ツ池の紅葉(9月) Photo by Kenji Shimadate

  • 月夜の流雲(9月) Photo by Kenji Shimadate

  • 色変わる岳樺(9月) Photo by Kenji Shimadate

紅葉シーズン到来

ヒュッテ近くの七ツ池ではカエデの紅葉が見頃となってきました。 ダケカンバやナナカマドの色付きはこれからなので七ツ池の紅葉は9月いっぱいまで楽しめそうです。 それにしても立て続けにやって来る台風と停滞する秋雨前線には困ったものです。 この悪天続きで計画した登山を取りやめなければならなくなった方も多いのではないでしょうか? 暑すぎず寒すぎずで登山に最適の時期にもかかわらず客足は遠ざかるばかりで、山小屋を営む上でも本当に困ってしまいます。 悪天候に愚痴を言ってもしょうがないので少しだけ前向きな話をしますが、七ツ池の紅葉は雨霧の時の方が良い風情を魅せてくれます。 それとたくさんの雨が降ってくれたおかげ


近づく秋

色変わりを始めた葉や、足元のキノコや木の実を見ると秋が近づいていることが実感として伝わってくるようになりました。 紅葉シーズンに北八ヶ岳の池巡りを計画される方も多いかと思いますが、例年の紅葉の見頃の時期はヒュッテ近くの七ツ池で9月末頃、白駒池で10月5日頃、雨池や双子池で10月10日頃です。 池によって紅葉の時期が違うので一度の山行で全ての池の紅葉を楽しめるわけではありませんが、裏を返すと9月末から10月上旬の山行であればどこかの池で紅葉の見頃に当たることになります。 昨年、一昨年と紅葉の見頃が例年よりも1週間程早く訪れました。共通していることは春に暖かく、樹々の芽吹きの始まりが早かったことで


不幸中の幸い

晴れた日にはトンボや蝶が気持ちよさそうに夏空を飛び交っていますが、先日はケガ人救出のために長野県警のヘリコプターまでもが飛んできたのです。 ケガをされた方は気の毒なことにヒュッテ近くのなんてことのないところで足首を骨折してしまいました。 単独行ではあったものの介助してくださる親切な方々が近くにいたり、救助隊と連絡をつけやすい山小屋の近くだったことやヘリが飛べる天候であったことが幸いし、ケガをしてから1時間半程度で病院に収容されました。 ケガをされた方には失礼となるかもしれませんが、短時間で救出されたことは正直なところ不幸中の幸いで、もしもヘリが飛べずに当ヒュッテ付近から人力で救出する場合は、救


愛嬌たっぷり

久しぶりにオコジョを見ました。 実を言うとこの愛くるしい小動物とは相性があまり良くなく、ここにいても年に一度見れるかどうかで、出会えたとしてもカメラを持っていない時ばかりでした。しかし今回はカメラしか持っていない時に、それも5分以上も私の周りを遊び回ってくれたのです。 私に愛嬌を振りまくように、岩陰からちょこっ、ちょこっと顔をのぞかせ、走り出しては岩陰に入り込むことを何度も繰り返してくれたのでシャッターチャンスはいくらでもあったのですが、動きが速すぎてなかなかピントを合わせることができませんでした。 一瞬のチャンスを逃し続け、ただやみくもに連写するだけの情けないことを繰り返している私を魅力のな


山岳遭難発生状況から

長野県警発表の山岳遭難発生状況(週報7月22日付)を確認したところ、先日の海の日に双子池~大岳間で転倒負傷し、防災ヘリで救助される遭難事例がありました。 詳細は不明ですが、双子池~大岳間や三ツ岳付近は大きな岩の重なる難路が続き、数年に一度は転倒による負傷で救助されることがある場所となっています。ここは縦走を目的とする場合は通過しなければなりませんが、歩き難さは八ヶ岳の縦走路中で1、2番を争うような場所です。 長野県の示した山のグレーディング表ではロープウェイから北横岳往復コースは最も難易度の低い山と指定されていますが、その近くには岩場歩きに不慣れな方が不用意に立ち入ってはならない場所があるので


夏の到来

日曜日からの3日間は梅雨明けを思わせるような上天気となりました。 空気がまだひんやりとしているので最高気温は20度未満ですが頭上から照り付ける陽射しは夏の太陽そのもので、1年ぶりの暑さに夏の到来を実感することになったのです。 夏の登山で注意しなければならないことは落雷と熱中症を含めた暑さバテです。 落雷に当たるか当たらないかは運次第とも言えますが、安全な場所で待機する時間的な余裕のある計画を立てておくことで落雷を回避できる可能性が高まります。雷鳴轟く中を無理に行動しなければならない事態に陥らないことが重要です。 暑さバテ対策ですが昼前から14時頃の最も暑い時間帯は息が上がらないように歩行ペース


長野県登山条例

ダケカンバの若葉が開き、初夏らしい装いになりました。 坪庭ではハクサンシャクナゲの開花も始まり夏本番まであとわずかといったところです。 さて、ご存知の方も多いかと思いますが、7月1日より登山者の安全意識を向上させる目的で長野県登山条例が施行します。 条例には登山者の責務として、登山が常に遭難の危険を伴う行動であること及び登山は自己の責任において実施するものであることを認識。と記され、 登山者の遵守事項として、 ・山岳の特性を知り周到な準備をすることが山岳遭難の未然防止につながることを認識し、 あらかじめ、登山計画を作成すること。 ・季節や気象状況に応じた服装をし、必要な装備品を携行すること。