• 天の川(深夜1時頃|5月) Photo by Kenji Shimadate

  • 宵闇迫る(左奥は妙高火打方面|5月) Photo by Kenji Shimadate

  • 七ツ池と朝焼け雲(5月) Photo by Kenji Shimadate

  • コヨウラクツツジ(5月) Photo by Kenji Shimadate

  • 月夜の七ツ池(5月) Photo by Kenji Shimadate

  • ウスギオウレン(5月) Photo by Kenji Shimadate

雲海のある景色

19日の土曜日は宿泊者がおらず、そのおかげと言うのもなんですが雲海のある素晴らしい夕景と夜景を時間を気にすることなく満喫することができたのです。 クッキリと晴れ渡ることや雲海が広がること自体はそれぞれで言えば珍しいことではないのですが、快晴と雲海が合わさったり月明かりの影響を受けにくい日に満天の星空が広がることなどは偶然の産物としか言えません。 この日の雲海のある景色は今までに見たことが無いというものではないので初見の感動はありませんが、美しい景色の中に身を置くことの幸福感は何度味わっても良いもので、価値の変わらない普遍的なものではないかと思えるのです。 今の北八ヶ岳は小さな花々が少しずつ咲き


季節外れ

8日の夜から9日朝までに雪が降り、標高2400m付近では15㎝程の雪が積もりました。 新雪は気温の上昇した昼過ぎに半分程度まで減少しましたが、10日にも5㎝程度の積雪があったので登山道のほとんどが雪に覆われてしまいました。 季節外れの雪と思われる方もいるかもしれませんが、長く山にいる者や登山経験豊富な人にすればこの時期に雪が降るのは普通のことで驚くようなことではありません。 逆に今年の春に初夏のような季節外れの暖かさが続いたことの方が驚きです。さらにGW中に残雪の道を登ってきた観光客の姿にも「季節外れ」を感じさせられたのです。 長野県登山条例があるので無防備な観光客が条例に指定された登山道に踏


残雪情報2

4月22日頃は全国的に気温が高くなりましたが、北横岳でも最高気温が12℃まで上昇したのです。 24日から25日にかけてまとまった雨も降ったことで雪解けが一気に進み、氷に閉ざされていた七ツ池も水面を見せるようになりました。 残雪量は陽当たりの悪い樹林内を中心に標高2400m付近では80㎝前後、標高2200m付近で40㎝前後、標高2000m付近で20㎝です。 北寄りの斜面や吹き溜まりとなっていた場所は1m以上の残雪がありますが、陽当たりの良い場所では夏道がかなり出てきました。 27日現在、坪庭から北横岳山頂までの登山道の6割程度が氷雪路となっており、5月上旬には登山道の半分以上で夏道が出てくると予


残雪情報

北八ヶ岳の山麓にある蓼科高原では2週間ほど早くサクラの開花が始まりました。 当ヒュッテ付近にはまだ多くの残雪がありますが、こちらも例年と比べると2~3週間ほど早く雪解けが進んでいます。 残雪量は陽当たりの悪い樹林内を中心に標高2400m付近では1m前後、標高2200m付近で60㎝前後、標高2000m付近で30㎝です。 陽当たりの良い場所では夏道が出始めているところがありますが、坪庭から北横岳山頂まで登山の登山道の9割以上が氷雪路となってます。 山麓から見上げると北横岳に雪が無いように見えますが、アイゼンやスパッツ等の氷雪対策を怠らないようお願いします。 GW頃は登山道の半分程度が氷雪路となるこ


雪山復活

21日から22日にかけて新雪が30cmほど積もりました。 新雪の吹き溜まりは60㎝以上もあり、場所によっては今冬の最大積雪量となっているところもあります。 3月に入ってからは暖かな日が多く、雨も降ったりして積雪量を急激に減少させていましたが、この雪で樹々は樹氷になり雪山の美しさが復活することになったのです。 ただこの美しさはそう長くは続かず、樹氷は直ぐに崩れ落ちてしまうと思います。特に気温が上昇する昼前からズドン、ズドンと雪の塊が落ちてくることがあるので頭上には注意しなければなりません。 また、樹林内であっても急斜面では表層雪崩の起きる可能性を否定できない状態であることと、数十キロの重さになっ


異常高温

冬の終わりと春の訪れを告げるように、夜明け前の東の空には夏の天の川が見えるようになってきました。 それにしても3月に入ってから気温が異常に高い日が続いています。 11日前後は少し冷え込んだものの、先週は雨の日が2回あり今週は日中の気温が3℃前後まで上昇してしまっているのです。 この暖かさで雪解けが一気に進んでしまい、今の山の状況は気温共々1ヶ月先の4月中旬頃の春山の様相となってしまいました。 登山道のいたるところに踏み抜いた穴が開き、一部では夏道が出てきてしまったところもあるくらいです。 気温が低ければ踏み抜くことも少なくて良いのですが、その代わりに登山道がカチカチになってしまいます。逆に気温


3月の油断

2月中旬からなかなか雪が降らずにいましたが、28日夜半から1日の朝までに10㎝程の新雪が積もりました。 3月に入れば春山で厳冬期よりも安全と考える方もいると思います。 確かに陽射しが強くなり気温も少し高くなるのは事実ですが、凍てつく厳寒の山に逆戻りしてしまうことが当たり前なのも事実です。 そして今の時期のような季節の変わり目は、登山者の油断に起因する遭難事故が発生しやすくなります。 厳寒に備えた防寒対策不足、凍結による滑落、表層雪崩等が主な遭難事例ですが、いずれも寒暖の差が大きいことが原因です。 また、気温が高い時は濡れへの対策が重要となります。靴、手袋、アウター等が内側まで濡れてしまったまま