• 雨氷輝く岳樺(3月) Photo by Kenji Shimadate

  • 春待つ蕾(3月) Photo by Kenji Shimadate

  • 新雪を駆けるテン(3月) Photo by Kenji Shimadate

  • 朝陽射す林下(3月) Photo by Kenji Shimadate

  • 薄霧の月夜(右上オリオン座・3月) Photo by Kenji Shimadate

  • 迫る夕霧(日没後・3月) Photo by Kenji Shimadate

  • 夜明け前の天の川(3月) Photo by Kenji Shimadate

月夜

2月末日から雪が増え始め、3月10日夜から11日の朝までにやや重い新雪が40㎝も積もりました。 この新雪の吹き溜まりは場所によっては腰以上の深さがあり、スコップを使いながらのラッセルを所々で強いられたことで小屋からロープウェイへ下るのに2時間近く費やすことになったのです。 急激に積雪量が増えたことで小屋周りの除雪に割く時間が増え、スノーシューを履いた荷上げでは思うように荷物を上げられず苦労することになりましたが、今冬で最も綺麗な雪景色を見られたことは幸いでした。 疲れた体を休ませたかったところでしたが、月明かりに柔らかく照らされる雪景色があまりにも美しすぎたので、思わず夜遊び(月下での写真撮影


3月の油断

雪の少ないところへ追い打ちをかけるように、2月下旬は気温が高く晴れる日が多かったため山の様子は4月20日頃の残雪期のような状態となっていました。 しかし2月28日に20㎝、3月3~4日にかけて30㎝以上の降雪があったので冬山の様相を取り戻してくれたのです。 総積雪量も平均で1m程度となり、今冬の最大積雪量にもなりました。 それでも例年の半分程度の積雪量しかないので物足りなさはありますが今は雪山らしさを十分に感じられます。(ただし樹氷は晴れるとすぐに崩れてしまいます) 記録的な少雪の影響でこの近辺の雪山初心者向けと紹介される入笠山や霧ヶ峰では、雪が少なすぎて雪山らしさを楽しむことができないようで


朝夕の時間

夜明け前の八ヶ岳上空にさそり座や夏の天の川が見えるようになったので、先日の17日は朝食準備前に山頂での写真撮影を1時間ほど楽しませていただきました。 1週間前の12日は日の出の時間は雲に包まれていたので朝陽に染まる景観は不発に終わりましたが、30分程すると雲間から蓼科山や北アルプスが望め、ブロッケン現象まで楽しむことができたのです。 私は美しい風景の中に身を置いて、そこで見たもの感じられるものをカメラで記録することが好きですが、シャッターチャンスである朝夕の時間は食事の準備があるため思うようには撮影に出かけることはできません。 絶好の条件の時はお客であったらと思うことも多々ありますが、たとえお


諸般の事情

1月31日に20㎝以上の新雪が積もりましたが、2月3日は異常高温で深夜には雨が降ってしまいました。 樹氷は見る影もなく崩れ落ちてしまったので、樹氷のある美しい雪景色は次の悪天候まで待たなければなりません。 少雪傾向で美しい雪景色の出現回数が少ないのが現状ですが、冬の半分を過ぎたばかりなのでまだまだ期待できます。 私自身も白い森が青空に映える様子や、朝夕に染まったり月明かりに照らされる景色をもっと楽しめることを願っています。 お知らせがあります。 現在、諸般の事情で宿泊者以外の施設内での休憩利用ができません。 諸般の事情とはこちらの能力不足で、薪や灯油といった暖房用燃料の荷上げが追い付かないこと


人を連れて来る方へ

この数日は雪が降ったり、ガスに巻かれることが多かったので森は真っ白になってくれました。 22日の白い森は今冬では一番と言って良いくらいの美しさを魅せてくれましたが、23日には少し崩れ始めてしまったのです。 問合せでよくあるのが「○○日に行くのでその日に樹氷があって晴れるか?」ということを聞いてこられる方がありますが、樹氷は悪天候でなければ出来ず、晴れてしまうと少しずつ崩れ落ちてしまうので、樹氷と青空の両方を楽しめるのは運次第と言うことになります。 天気予報はあくまでも目安でしかなく、町の天気が晴れ予報でその通りに町が晴れている時でも山の上はガスに包まれたり雪が降っていることはごく普通のことです


一年の始まり

本年もどうぞよろしくお願いいたします。 この年末年始は大荒れとなる日が無く、また山小屋の運営の方もお手伝いしていただける常連さん方のおかげで無事に終えることができ、天候にも人にも恵まれて幸先の良い一年の始まりとなりました。 それにしても天候に恵まれていることで樹氷がなかなかできません。 ガスったり小雪が降るなどして、にわかに白い森が現れるのですが太陽と乾燥と風で崩れ落ちて長持ちはしてくれないのです。 積雪量も極端に少なく、こんなことを言うのもなんですがスノーシューを今すぐにでも楽しみたい方は日本海側の豪雪地域へ行かれることをおすすめします。 北横岳登山ではラッセルが必要な時であればスノーシュー


年末年始

年末となりましたが、雪は未だに30~40㎝程しかありません。 雪の少ないことを残念に思われる方も多いかもしれませんが、私にとってはラッセルをせずにすむので年末年始に使う大量の食材を無事に背負い上げることができたのでありがたく感じてしまいます。 雪が少ないことは登山者にとってもメリットで、夏道通りでしか歩けないという状況は道迷いを起こしにくくなります。(積雪が増えてしまうと三ツ岳や大岳付近のペンキ印を頼りに歩く場所は不明瞭となります) 登山道以外をスノーシューで楽しみたい方には残念ですが、積雪が増えるまで我慢してください。今の積雪量で登山道以外へ入り込むと植生破壊となってしまいます。 近年は雪山