• 咲き始めたイワカガミ(6月) Photo by Kenji Shimadate

  • 新緑と蓼科山(6月・ロープウェイ車窓より) Photo by Kenji Shimadate

  • 妙義荒船方面からの朝陽(6月) Photo by Kenji Shimadate

  • 可憐なオサバグサ(6月) Photo by Kenji Shimadate

  • ミツバオウレン(6月) Photo by Kenji Shimadate

春来る

雪解けが3週間以上早く進み、新緑もロープウェイ沿線の標高2000m付近まで駆け上がってきました。 高山植物の開花も2週間程度早く始まり、標高2250mの坪庭ではコメバツガザクラの花が見頃で、ミネズオウも近日中に見頃を迎えそうです。 ヒュッテのある標高2400m付近ではあまり目立たない花ではありますが、アオジクスノキやウスギオウレンが咲き、七ツ池付近ではショウジョウバカマも数株だけですが咲いています。 小鳥たちの囀りも賑やかになり、山上にもやっと命みなぎる季節が訪れたようです。 夜から朝にかけては氷点下となることがありますが気温も高くなってきたおかげで、星空を長い時間見上げることも可能になりまし


夕暮れ

この時期の夕陽は北アルプスの槍・穂高連峰に沈みます。 5日の夕陽は奥穂高岳付近に、13日頃には大キレット付近へ、20日頃に槍ヶ岳付近へと沈んで行くのです。 霞みがちな時期なので太陽の形はおぼろげになってしまいがちですが、霞があることで空気全体が夕陽に染まっているように見え、日没後は重なり合う山並みを立体的に見せてくれます。 日没の時刻が18時半過ぎとなったため山小屋の夕食後に山頂で日没を迎えることも可能となりました。 天気の良い日は是非、山頂での夕暮れのひとときをお楽しみください。 ※夕方以降に大怪我等をされても救助活動は翌朝となります。暗くなってからの行動は昼間よりも危険となるので夕方以降は


残雪情報2

この数日は日中の気温が10度前後まで上昇する日が続いていたため雪解けが一気に進み、雪に閉ざされていた七ツ池の水面もわずかながらも見え始めました。 山頂駅から北横岳間の残雪状況ですが、坪庭内の北横岳分岐から北横岳山頂間は登山道の5割程度が氷雪路で、GW後半でも登山道の3割程度が氷雪路と予想されます。 雪解けが早く進んでいるので夏道が出ているところもありますが、残雪の下にある根氷が現れている箇所ではアイゼンを装着しなければ歩行困難となる場所もあります。 夏道に残雪や氷、泥濘がセットになった登山道となっているので、正直なところ1年で最も歩きにくい状態となっているのです。 上記区間以外の標高2100m


残雪情報

この度の熊本県で発生した大地震に被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。 4月12日に山小屋まで行ってきました。 残雪状況ですが、ロープウェイ山麓駅から山頂駅間の標高2100mから上部に30cm程度の残雪があります。 坪庭観光周遊路は除雪してあるので雪はありませんが、坪庭内の北横岳分岐から北横岳山頂間は登山道の9割以上が氷雪路となっており、多いところには1m以上の残雪がありました。 翌13日は北横岳から亀甲池を経由して竜源橋へと下りましたが、北横岳から亀甲池までは北斜面となるので残雪量は南斜面よりも多くなり、標高2200m以上には1m程度の残雪があります。 亀甲池付近の標高2000m辺りで


ロープウェイ運休のお知らせ

冬山シーズンも終わりを迎え、入山者はグッと少なくなってきました。 人が少なくなったことに安心してか、このところ小屋周りをうろついているキツネやテンを見かけるようにもなったのです。 北八ヶ岳ロープウェイのスキー場が4月3日を最後に今期の営業を終了し、4日の月曜日から22日の金曜日までロープウェイは点検運休に入ります。 この運休に合わせて当ヒュッテも休業させていただきますので、宿泊や緊急時の避難等ができないのでご注意ください。(外トイレは開放しています) 現在の登山道には20㎝~120㎝の積雪があり、一部は氷が出ている状態です。 ロープウェイ山麓駅~山頂駅間の登山道は中間部より下は夏道がでており、


去りゆく冬

3月も下旬となり、いよいよ冬山シーズンの終盤を迎えました。 今冬は暖かな日が多く、さらに1、2月中に何度も雨が降ってしまったのでモンスター並みに発達した樹氷どころか、真っ白な美しい樹氷の景観さえもまともに楽しめなかったのです。 冬期間中には写真愛好家の方々が美しき雪景色を求めて訪れるのですが、今冬は異常なほどの暖冬であっため出かけてきていただいても思い描いているような景色になかなか出会えずにいました。 春分の日の連休中にも写真撮影を目的とした方が多く宿泊されていましたが、晴れてはいても樹氷が無かったり、霧氷が美しくても霧に包まれたままだったりのやや片手落ち的な残念な状況で、帰り際に来シーズンに


まるで春

この数日はとても暖かく、4月後半のGW直前のような陽気となっています。 樹々の根元の雪が融ける「根明け」が始まり、春霞で眺望はスッキリとせず、さらに樹氷も崩れ落ちているため山全体の雰囲気が春山のようになっているのです。 この陽気の影響で日中の登山道の雪はぐちゃくちゃになり、雪の下にある氷の層が出てきてしまったところがあります。 また朝夕や冷え込んでいる時の登山道はカチカチに凍ってしまうので、6本爪以上のアイゼンの使用が望ましい状態です。(チェーンタイプを含む簡易アイゼンでの登下降は不可能とは言いませんが、爪の長さが短いアイゼンは登山道の状態によっては滑り止めの効果が期待できないことがあります)