• 月夜の流雲(9月) Photo by Kenji Shimadate

  • ダケカンバ色付く亀甲池(9月) Photo by Kenji Shimadate

  • ゴゼンタチバナの赤い実(9月) Photo by Kenji Shimadate

  • 晴れの七ツ池(9月) Photo by Kenji Shimadate

  • 楓彩る七ツ池(9月) Photo by Kenji Shimadate

  • 苔の中の小さなキノコ(9月) Photo by Kenji Shimadate

花とキノコ

夏らしい暑さが去り、山はストーブの暖かさが心地良い涼しさとなっています。 山小屋付近ではヤナギランやヤツタカネアザミなどの花が去りゆく夏を惜しむように咲き、秋の始まりを告げるように溶岩台地の坪庭ではガンコウランやコケモモが実を付けて、林下にはにょきにょきとキノコが生え始めました。 木の実やキノコは秋の風情を感じさせてくれる風物でありますが、心無い方に採取されてしまうことがあります。 北横岳一帯は特別保護地区に指定されているため、許可なく岩石や動植物(種子、キノコ、苔、落ち葉、枯れ木等を含む)の採取採集ができません。 味覚の秋と言われますが、山岳地域においては見て楽しむだけに留めていただき、後か


得策の代償

17日の夕方に夕景を楽しめた以降は愚図ついた空模様が続くようになってしまいました。 どうやら梅雨明けからの夏山らしさは3週間ほどで終わりを迎えることになりそうです。 今夏もサンダル履きや手ぶら登山の方を見かけました。 長野県登山条例が制定されて3年が経ちましたが、山の危険に無頓着な方々には条例が制定された理由が届かないまま時間だけが流れてしまったようです。 さらに最近はトレイルランナーの軽快さを見習ってか、必要なものを持たずに軽い荷物で歩く方が増えてしまいました。 必要なものを持たない方にでも遭難時には救助隊が出動してくれて罰則もないのであれば、装備不足に不安があっても軽い荷物での登山の方が確


夏の朝

6日の朝は山頂で朝陽を迎えました。 朝焼け雲が南アルプス上空まで広がる中、荒船山付近から朝陽は昇ったのです。やがて霞を抜けた朝陽は強い光で山々を照らし、上空の雲を白く輝かせました。 日の出の頃にガスってしまうこともありますが、夏山で眺望を楽しみやすいのは朝の時間帯です。 9時頃になるとどうしても雲が沸き上がってきてしまうので、眺望は期待しにくくなってしまいます。 夏の山小屋に宿泊する機会があり天気が良い時であれば、是非とも早朝の素晴らしい景観をお楽しみいただきたいと思います。 ※当ヒュッテは外来利用できないことが多々あります。営業時していても昼食や喫茶の提供は行っておりません。 ※日差しの強い


予備時間

梅雨明けとなった29日には美しい虹が架かり、夏山トップシーズンのドラマチックな幕開けとなりました。 しかし虹の出現した1時間前までは激しい雷雨に見舞われていたのです。 光ってから少しの間を置いて「バリバリ」とくる雷鳴は数回程度で済みましたが、土砂降りの雨と雷鳴に小屋の外に出ることを躊躇わなければならないような状況でした。 安全を常に意識して登山される方には常識的なことですが、夏山登山には雷と夕立が付き物なので、落雷を回避するための待機時間を最低でも1時間は行程計画に組み込んでおくことが重要となります。 特にバスやロープウェイの最終発車時刻が迫っている場合は、激しい雷雨の中でも無理に行動してしま


外来利用の方へ

昨日の日曜日は高曇りながらも久しぶりに遠景を楽しむことができました。 この程度のことでも気晴らしになるほどスッキリしない天候が多くて気分は滅入り気味ですが、見頃になったハクサンシャクナゲの華やかな雰囲気が気持ちを明るくしてくれるのが本当に救いです。 当ヒュッテは宿泊営業を優先しているため、食材の買い出しや荷上げ等は山小屋を閉めて行っています。そのため物品購入だけでなく雨宿りもできないことが多々あるのです。(宿泊予約の無い日は休業しています) 日中に営業していればペットボトル飲料やスナック菓子等の購入や休憩利用(15分間200円)は可能ですが、外来向けの営業終了時間は遅くても15時半までとなりま


梅雨の山

梅雨らしい梅雨の今年は、雨や曇りや霧に包まれる日が多く、なかなか青空が広がってくれません。 気温もやや低い傾向で、7月に入っても最高気温が10℃くらいまでしか上がらないような日もあるのです。 日照不足と低温の影響で花々の開花も遅れ気味ですが、例年であれば咲き終わっている花がまだ咲いて、そこへ例年のこの時期に見頃となる花が咲き始めてきたので花を楽しむにはうってつけとなっています。 坪庭で見頃となっているクロマメノキの花が雫をまとう姿はかわいらしく、株数が少ないもののウラジロヨウラクの色の濃い花は目を引き付けます。陽当たりの良い場所ではハクサンシャクナゲの開花も始まり、もう1週間もすれば見頃となっ


新緑の池巡り

先週の20日に北横岳から亀甲池、双子池、雨池、ロープウェイまでの池巡りコースの登山道の状況確認へ行ってきました。 北横岳から亀甲池までの登山道は浮石がやや多くなっており、人によってはコースタイムより時間をかけなければならないかもしれません。 双子池から雨池までに倒木が数本あり、1か所は6本まとまって倒れていて笹の中を迂回しなければなりませんが、歩行困難と言うような状況ではありません。 全般的に梅雨時と言うこともあって岩や木の根がヌメッていたり、泥濘などもあるためスリップに注意が必要です。 山の様子ですが、ナナカマドやダケカンバの新緑が鮮やかで、双子池付近のカラマツもまだ若葉の色を保っており、亀